sabbの仕組み
sabbは世界中のデータセンター上に仮想環境を構築し、その環境をユーザに提供しています。
概要
仮想環境の構築にはQEMUとKVMによるカーネルレベルの仮想化によって、仮想環境間における計算リソースの分離とセキュリティの確保を実現しています。
さらにそれらの仮想環境上でDocker containerを動かすことにより、環境のポータビリティと構築の手軽さを提供しております。
sabbの利用者は、ご自身のPCからDocker containerに対してSSHトンネルを介して様々な作業をおこなったり、sabbにアプリケーションコンテナをデプロイして GPUを使うサーバを運用することが可能です。
インスタンスのライフサイクル
インスタンスを起動してから削除するまでは以下のようなライフサイクルになります。
データセンター内に仮想環境を構築(provision)し、Dockerコンテナをビルドもしくはプルして環境の準備が完了します。
環境が利用可能になるまでは最大で15分ほどかかることがあります。
インスタンスを終了するとKVM環境はホストマシン上から 完全に削除 され、データセンター内には一切のデータが残りません。