インスタンスを起動
インスタンスを起動するステップは以下のようになります。
GPUのスペックを決める
まずは 新規インスタンス作成ページ にて起動するインスタンスのテンプレートを選択してください。
インスタンステンプレートによって、GPUの種類と利用可能なGPUの枚数が異なります。
例えば上のインスタンステンプレートは Nvidia H100(80GB) を搭載しており、最大で 8枚のGPUカード を利用可能です。
その他のスペックを決める
GPUのスペックをもとに起動テンプレートを選択すると、次に以下のようなCPUコア数、メモリサイズ、ストレージサイズを選択する画面が表示されます。 テンプレートによって設定可能な数の最小値と最大値が決まっていますが、その範囲内で自由にスペックを設定することが可能です。
接続に用いるSSHキーを選択する
スペック設定欄には接続に用いるSSHキーを設定する項目があります。ここではあらかじめ作成した接続用のSSHキーを選択できます。 一度SSHキーを設定すると画面上から変更はできないのでご注意ください。
もし別途追加でSSHキーを登録したり変更する場合は、インスタンスへアクセスし、~/.ssh/authorized_keys
に対して公開鍵を設定してください。
解放するポートを決める
最後に解放するポートを設定します。ここで「外部ポート」とはデータセンター内のホストマシンのポートを指し、「内部ポート」とはコンテナのポートを指します。
例えば以下の図であれば、「外部ポート: 20000」に対し「内部ポート: 22」が設定されています。 これはコンテナのSSH用のポート(22番)をホストマシンのポート(20000番)にマッピングすることを意味します。
このようなポート設定を行うことで、jupyter notebook
や mlflow
などのアプリケーションで利用するポートを解放することが可能です。
ポート設定はインスタンスの起動時にのみ設定が可能で、後から変更することはできません。
価格を確認して起動
最後にインスタンスの利用にかかるコストを確認し、起動します。
インスタンスの利用中と停止中にかかるコストは異なり、以下の例では「利用中: 1478円/時間」「停止中: 10円 / 時間」となります。